IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud の半自動インストール

半自動インストールでは、IP アドレスを手動で注文して、初期構成を編集し、初期構成パラメーターを指定してから、インストーラーを実行する必要があります。

始める前に

  1. IBM Cloud™ からのコンポーネントの購入と構成』に記載されているように、IBM Cloud に登録し、必要なコンポーネントを購入します。
  2. ワンクリック・インストーラーが、インターネット接続を使用するシステムまたはノートブックにダウンロードされて解凍されていることを確認します。詳しくは、『インストール・ツールのダウンロード』を参照してください。

このタスクについて

以下のいずれかの条件に該当する場合は、このオプションを使用します。
  • インストール・プログラムが IBM Cloud API と通信できない。
  • ベアメタル・サーバーのパスワードが変更されている。
  • 使用したい既存の IP アドレス・プールがある。
注: 以下の手順では、IBM Cloud のユーザー・インターフェースについて説明していますが、このインターフェースは変更される可能性があります。これらのオプションについて詳しくは、IBM Cloud の資料を参照してください。

手順

半自動で IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud をインストールするには、以下のステップを実行します。

  1. IBM Cloud ポータルを表示します。
  2. 左側のナビゲーションで「デバイス・リスト (Device List)」をクリックして、各ベアメタル・サーバーの名前を順番にクリックします。各ページで、各サーバーの以下の情報を見つけてメモします。
    id
    ページ URL の最後の要素。ページ URL が control.softlayer.com/devices/details/510763 の場合、ID は 510763 です。
    servername
    ページの先頭に表示されるアドレスの最初の部分 (「パブリック IP」アドレスの前)。例えば、画面に「bm01.svcsoftware.com」と表示されている場合、サーバー名は「bm01」です。
    パブリック IP アドレス
    「パブリック IP」ラベルの後に示される IP アドレス。
    プライベート IP アドレス
    「プライベート IP」ラベルの後に示される IP アドレス。
    ユーザー
    「ユーザー名」ラベルの後に示される OS ユーザー名。
    パスワード
    覆い隠された「パスワード」フィールドをクリックすると、パスワードが表示されます。
    シリアル
    「シリアル #」ラベルの後に示された数値および文字。
  3. 使用したい既存の IP アドレス・プールがない場合は、IBM Cloud ポータルから IP アドレスを注文することができます。 サブネットのタイプとして「プライベート・ポータブル (Private Portable)」を選択していることを確認します。
    以下のアドレスが必要です。
    • ノードごとに 1 つのサービス IP アドレス
    • ノードごとに 2 つのノード IP アドレス
    • ノードごとに 2 つのポート IP アドレス
    • 結合システムごとに 1 つの IP アドレス

    したがって、4 ノード・システムでは 21 個の IP アドレスが必要です。最適なパフォーマンスを得るためには、サブネットごとに 64 個の IP アドレスを使用することを検討してください。

  4. 作業ディレクトリー (インストーラーを解凍したディレクトリー) 内で report.yaml ファイルを編集します。デフォルト値を、上記のステップで入手した値に置き換えて、ファイルを保存します。 必ず、password あるいは privateKey のデフォルト値を、各ベアメタル・サーバーのパスワードあるいは秘密鍵に置き換えてください。 これらの値は、いずれか 1 つのみが含まれていればいいので、どちらかを選択して、他方はファイルから削除します。
  5. 次のコマンドを実行します。
    SV_Cloud_Installer[.exe] -i/--install --configFile config.yaml
    注: このインストーラーは、アプリケーションのインストール先のベアメタル・サーバーで直接実行しないでください。インストール・プロセス中にベアメタル・サーバーが再始動する可能性があります。
  6. 以下の手順を実行して、ノードをアクティブ化します。
    1. インストール出力に出力行「ACTION REQUIRED」が表示されるまで待ちます。
    2. ワード「ACTION REQUIRED」の直前の出力行には、ホスト名と nonce (ランダム・ストリング) のリストが表示されます。
      注: nonce は 1 回だけ使用されるコードで、IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud ソフトウェアのアクティベーション・キーを取得するために必要です。すべての nonce 値とホスト名を安全な場所に記録し、アクティベーション・キーをダウンロードするときに用意してください。
    3. https://www.ibm.com/support/home/spectrum-virtualize を参照します。「ダウンロード」で、「ノード・アクティベーション・キーの入手」をクリックします。
    4. 「固有ノード ID (Unique Node ID)」に nonce を入力し、「送信」をクリックします。
    5. 「ダウンロード」をクリックして、Spectrum Virtualize Node Activation Key ファイルを作業ディレクトリー (インストーラーを解凍したディレクトリー) にダウンロードします。 インストーラーの出力では、Spectrum Virtualize Node Activation Key ファイルは「USVNID」と示されます。
    6. 表示された各 nonce について、このプロセスを繰り返します。

タスクの結果

約 20 分後にインストールが完了し、IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud システムを使用する準備が整います。次のステップは、システムのクラウド・ストレージを構成することです。インストールが失敗する場合は、deployment.log でエラーを確認してください。例えば、デプロイメントに割り振られた最大時間を超過した場合に、インストールが失敗することがあります。

次のタスク

システムにログインして、管理 GUI からシステム・セットアップを実行します。詳しくは、システム・セットアップの実行を参照してください。